HONDA 配線色の役目

ホンダのバイクに使われている基本的な配線色とその役目です。
一部分を除いて、同じ色は同じ役目をしています。




ホンダ二輪車 配線図&サービスデータ


●50cc ●125t ●250t

直流+(12Vまたは6V))メインスイッチに関係なく常時直流+が流れている。
レギュレートレクチファイヤー〜バッテリー〜メインスイッチ間。
赤線を通ってメインスイッチへ流れてきた電気が、メインスイッチオンで黒線に流れる。直流+(12Vまたは6V)
古いポイント点火車では黒ニ白線と同じ目的で使われていて、ポイントからイグニッションコイル、メインスイッチ間に存在。
アース線。
注:古いカブやダックスでは、発電機から整流器間の白線の替わりに使われている。この場合はアースではなく交流が流れている。
交流が流れている。発電機からヘッドライトスイッチ間。分岐した線がレギュレートレクチファイヤーに接続され電圧制御される。
レギュレートレクチファイヤーを装備していない6V車は、発電された電気がそのまま流れる。
全波整流の場合は発電機からレギュレートレクチファイヤー間に存在する。
バッテリーレス車の場合は電圧制御されて白ニ黄線となり全ての電源になる。
全波整流用の電源線。発電機からレクチファイヤーまたはレギュレートレクチファイヤー間。
速度警告灯やレジスター線としても使われている。
黒ニ白 エンジン停止線。エンジン始動中に触ると感電する。CDIからメインスイッチとキルスイッチ間。
ポイント点火車は、ポイントからイグニッションコイル、メインスイッチ間に存在。
黒ニ赤 発電機(エキサイタコイル)からCDI間。点火用の電気。
黒ニ黄 CDIからイグニッションコイル間。点火用の電気。
青ニ黄 点火パルス用の線。ピックアップコイルからCDI間に使われる。
ヘッドライトHi-Loスイッチからヘッドライト間。Hi用の電気。
古いモデルではバッテリーからメインスイッチ間のマイナス線としても使われている。
また、マイティダックスのように、ポイントからイグニッションコイル間で使えわれている場合も有るようです。
ヘッドライトHi-Loスイッチからヘッドライト間。Lo用の電気。
発電機からA.C.レギュレーターまたはレギュレートレクチファイヤー間に使われる。交流が流れている。
レギュレートレクチファイヤーの場合は、電圧制御&直流化され赤線へと流れる。A.C.レギュレーターの場合は電圧制御のみで、
交流のままヘッドライトの電源になる。
バッテリーレス車の場合は電圧制御されて白ニ黄線となり、全ての電源になる。
白ニ黄 電圧制御されたヘッドライト用の電源。交流バッテリーレス車の場合は電圧制御された電源線。
青ニ白 ヘッドライトのON-OFFスイッチからHi-Loスイッチ間に使われている。通常の集中スイッチでは見ることはない。
テールランプとメーター照明用。ヘッドライトスイッチと連動して電気がオンオフされる。
緑ニ黄 ブレーキランプ線。前後ブレーキスイッチからブレーキランプ間。
ウインカーリレーからウインカースイッチ間。
灰ニ白 ウインカーリレーからウインカースイッチ間。(交互点滅の空ニ白、橙ニ白側の電気が流れる)
右ウインカー用の線。ウインカースイッチから右側前後ウインカー間、及びパイロットランプ間
左ウインカー用の線。ウインカースイッチから左側前後ウインカー間、及びパイロットランプ間。
空ニ白 交互点滅ウインカーの右後側用の線。集中スイッチから右後側ウインカー間。
橙ニ白 交互点滅ウインカーの左後側用の線。集中スイッチから左後側ウインカー間。
若葉 ホーン。
若葉ニ赤 ニュートラル線。ニュートラルランプからニュートラルスイッチ間。


ウインカーを交互点滅にする     原付バイクの電装     TL125/TLR200を12V化する




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