95φ小径ドラムブレーキを前後に採用
制動系もTLR200そのままの、軽量・高性能。強力
なストッピング ・ パワーを確保しながら、デリケート
なブレーキ ・タッチにも、ライダーの意志どおりに応
答します。
なんて、カタログには書い
て有るんですが・・・
TLR200/TLM50用 95φ TLM200用 110φ
ブレーキアームの長さもこんなに違います。
TLM50から2年後の1985年、(ユーザーに届いたのは1986年
と記憶してます) ホンダ初の2サイクルトライアラーとして登場
したTLM200。軽量コンパクトな車体にプロリンクを装備し、戦
闘力を増したマシンです。もちろんブレーキ性能も向上、あの
重い車体(当時は軽量マシンでした)でも、ジャックナイフが出
来ました。アスベスト禁止により当時の性能は期待出来ませ
んが、(当時のTLM専用のブレーキシューは製造中止です。
ちなみに、TLM200用のブレーキシューには裏表の指定が有
り、緑色のマーキングが見えるように組みました)ノンアスベ
ストと言う条件は同じです。少しでも止まれるブレーキを手に
入れましょう。
前輪をTLM200(金)/TLR250(銀)に交換する
TLR200の前輪
TLM200の前輪
嬉しい事に無加工
TLM50やTL125、TLR200にそのまま付けられます。ただ
交換するだけです。
矢印の部分で、アウターとメーターケーブルが干渉して、
後からケーブルを差し込もうとしても無理ですので、ケー
ブルを差し込んだまま前輪を取り付けましょう。
TLM50
TLR200
今回、インターネットで落札したリムがかなり振れてました
ので、振れ取りをします。先ずはマジックでマーキング。マ
ジックを当ててクルッと回せば・・・
出っ張った部分にマーキングされます。マーキングされた側
のスポークを緩め、反対側のスポークを締めこみます。 と、
文章で書くのは簡単ですが、今回は大変でした。基本的に
錆びてる。緩まない。締められない。 バイスグリップと浸透
潤滑剤が大活躍しました。
マーキングして、根気よく締め緩めを繰り返すとほぼ真っ直
ぐに回り出します。これで出来上がり。
リムには継ぎ目が有りますので、振れゼロにはなりません。
横方向、縦方向とも2.0mm以内であれば許容範囲です。
リヤもお揃いにしたいですよねぇ。
TLR200の場合は元々ゴールドリムなので問題無いのですが、TLM50の場合はメッキなのでTLR200のリムに組み直さなけれ
ばなりません。TLM50とTLR200はハブが違うので、そのままでは付けられません。勇気を振り絞って組替えましょう。
戻る

リメイク
TLM50
TLR200
inserted by FC2 system